巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
2024-01-03 20:18:00
【▪️珊瑚ノ宮 千住堂✳︎華華✳︎の話語り千住堂✳︎華華 神仏習合のお話〜三十番神2
✴︎諏訪大明神✴︎(諏訪大社)です
諏訪大明神とは、建御名方(タケミナカタ)神です。水・風の神とされ、時には龍神さまとしてお祀りされていらっしゃいます。
国津神の中で最強と言われるほど武神として崇められる神様でもありますが
古事記に記される「国譲り」の説話にて
天照大神さまの使者✳︎武甕雷神✳︎と相撲をとって闘い(これが相撲の起源となりました)負けた事で、天津神が国津神より葦原中国を譲り受けることとなったとあります。
あまりお名前を、お聞きにならない神様かもしれませんが、この神様の説話は多く、古事記が記された時代背景に興味が湧いたりします。ご興味がありましたら、調べてみてくださいね。
闘いに負けたのに、武神として崇拝される
✳︎建御名方神✳︎
「最後の最後まで意志を貫き、諦めない勇気が尊い」という事なのでは無いでしょうか。そうして
最後に、潔く負けを認めた諏訪の地で、お祀りされておられます。
※三十番神』とは、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。