巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記

2024-01-21 13:26:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り■神仏習合のお話〜その1の19】『三十番神』

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三十番神 『19日』のご守護のかみさまは

 

聖真子権現さま

(#日吉大社宇佐宮)です。 

 

聖真子権現さまとは

【宇佐八幡大菩薩(うさはちまんだいぼさつ)】さまの事です。

 

ところで、皆さまは「権現」という称号について、ご存知でしょうか

 

「権現(ごんげん)」とは、権(かり)に神様となって現れたという意味なのです。

 

権現思想は平安時代の中頃、10世紀頃から出てきた「本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)」に基いています。つまり、日本の神様の本地(本当のお姿)は仏様であって、日本の人々を救済する為に権に神様となって現れてきたという考え方です。

例えば、

天照大神の本地は大日如来であり、

八幡神の本地は阿弥陀仏ないし観世音菩薩であるとしています。

こうして、種々の仏・菩薩の仏様が日本人の悩みを救うとして、いろいろなお姿で顕現され、皆様を守護します。

 

このお話

なんだかちょっと裏技っぽくて、興味をそそられませんか。どんな事をしてでも皆を、衆生を救おうとするお姿。

仏様のお話には、面白く、興味深く、親しみやすいお話が、満載なのです。

特に、お釈迦さまのお話は思い出すと笑ってしまうほど、楽しいお話ばかりです。

いつも人の隣に寄り添ってくださっているような暖かさと、「仏さまがみんなお口を閉じてるのは、牙が生えているから、お口を開けられないのよー」なんて恐ろしいお話まで...私は、ありがたくて、大好きです。

千住堂では、そんなお話をしながら

いつもお弟子さんと大笑いをしています。

 

本地仏についても、いつかお話いたしましょうね。

 

聖真子権現さま、19日の御守護

ありがとうございます。

 

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

 

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

 

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