巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の24『三十番神』
祇園大明神
(#八坂神社 )です。
祇園大明神とは
『八坂神社由緒略記』によれば、八坂神社の御祭神は、中御座に【#素戔嗚尊 (すさのおのみこと)】。東御座に【#櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)】。西御座に【八柱御子神(やはしらのみこがみ)】等十三座の神々様です。これらの神々様を総称して【祇園大明神(ぎおんだいみょうじん)】と申し上げます。
八坂神社さまは、京都三大祭りの『祇園祭』を祭礼とする、龍神さまもおわします、私も、大好きな神社さまです。(境内の中にある喫茶店も落ち着いて良いですよ)
素戔嗚尊さまと櫛稲田姫の命さまの「やまたの大蛇」のお話は、皆さま良く、ご存知の事と思います。珊瑚ノ宮でも、🌸大化の桜🌸という舞に、物語を載せて、ご奉納させて頂いています。
今日はスサノオノミコトさまの、もう一つのお話も、お話し致したく、思います。
皆さまは、スサノオのミコトさまが、日本で初めて歌を詠んだ、#歌人(歌神)であらせられる事をご存知ですか?
『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』
スサノオの命さまは、クシイナダヒメさまをヤマタの大蛇から守るため、出雲の佐草というところに、幾重にも重なる垣根(八重垣)を作って、クシイナダヒメさまをお隠しになりました。そして、無事、ヤマタのオロチを退治して、クシイナダヒメさまと結婚なさいました。スサノオノミコトさまは、嬉しくて、嬉しくて。『妻のために、幾重にも重なる(ヤマタのオロチから守った時のような)立派な垣根の家を用意しましょう! 』
と、前記のような 、決意表明の歌をお詠みになりました。
その後、スサノオのミコトさまは、佐草の地に宮をつくり、お二人はいつまでも、たいそう睦まじく、お暮らしになったそうです。✳︎#八重垣✳︎とは大切なものを守り抜く「砦」のように強く、信じられるものなのですね。
祇園大明神さま、24日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
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