巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の29『三十番神』
#苗鹿大明神
(#那波加神社 )です。滋賀県大津市
苗鹿大明神(のうかだいみょうじん)】とは
『那波加神社』の御祭神は【苗鹿大明神(のうかだいみょうじん)】です。『苗鹿大明神』は【天太玉命(あめのふとだまのみこと)】が老翁と化し、稲を背負った鹿に導かれて、この地に降臨した神様だと伝えられています。
『天太玉命』とは、天照大神が天の岩戸にお隠れになった時に、天照大神を再び高天原にお出まし頂く為に活躍なさった神様の一人です。
『#天太玉命』は、天香山(あめのかぐやま)へ行って、占いで告げられた通り、天香山の大榊(おおさかき)を取って来ました。その枝に沢山の勾玉(まがたま)をつけ、中枝には大きな鏡(八咫(やたの)鏡)を取り付け、下枝には白や赤や青等の色とりどりの美しい布を垂れ下げて岩戸の前に飾りました。そして御幣(ごへい)を立てて榊の前で礼拝しました。それから八百万(やおよろず)の神々が賑やかにはやし立て、鶏が鳴き立てる外の様子を不思議に思った天照大神は、天の岩戸を細めに開けてご覧になりました。その時、【天手力男神(あめのてじからおのかみ)】が岩戸を開いて『天照大神』の手を取り引き出し奉りました。その時、『天太玉命』はしめ縄を岩戸の前に引き渡されたので、『天照大神』は引き還ることができず、再び高天原に在りました。天地は再び太平の世となることが出来ました。
苗鹿大明神さまは
「天岩戸」で大切なお役目をはたされた神様なのですね。
苗鹿大明神さま、29日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏