巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の30『三十番神』
#吉備大明神
(#吉備津神社)です。岡山県岡山市
【吉備大明神(きびだいみょうじん)】とは
吉備の国は、鍛冶産業や農耕も盛んな豊かな王国を形成していました。それに瀬戸内海の制海権を掌握していた強大国でした。その建国の始祖は【御友別命(みともわけのみこと)】であり、その子の【中津彦命(なかつひこのみこと)】でありました。
この王国をねらって、異国より(鬼のような) 温羅(うら)という悪者が来て、国を乱す事になりました。吉備の国は大和朝廷に鬼の対治を願い出ました。その時、大和朝廷から派遣されたのが武勇の誉れ高い第7代孝霊天皇の皇子、【吉備津彦命(きびつひこのみこと)】でした。『吉備津彦命』は吉備国を平定し再び平和な国となりました。
これが「桃太郎伝説」の原型になったといわれています。
桃太郎がイヌ、キジ、サルに分け与えた『キビダンゴ』は『吉備団子』だったのかしら。。。小さな頃、大好きで、父と二人、よく食べました。その由来が、吉備津彦命さまにあったのですね。そして、桃太郎が鬼から、奪い返した宝物の中には、『珊瑚』が描かれています。実際に、その時代、宝石として珍重され、海外の盗賊からも狙われていたのかもしれません。
✴︎珊瑚は日本の宝✴︎です。
『吉備津神社』には主祭神として『吉備津彦命』が祀られ、これに配して吉備国の始祖である『御友別命』と『中津彦命』が祀られ、また『吉備津彦命』の兄弟である孝霊天皇の皇子、皇女の六柱が祀られています。この主祭神の『吉備津彦命』と合計八柱の祭神は、吉備国の氏神神社に祀られて神体山の神様と合体し、総称して【吉備大明神(きびだいみょうじん)】と申し上げます。
吉備大明神さま、30日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
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