巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
2024-02-01 04:51:00
🔹珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り🔹 神仏習合のお話〜その1の31『三十番神』
#五番の善神
(#法華教 守護の神さま)
✴︎三十番神✴︎の信仰は、国内の名ある神社三十体を勧請して日番に守護せしめた事に始まります。南北朝時代、その後の室町、江戸期を通じ現在に至るまで、広く民衆の信仰を集めてきました。
明治五年、太陽暦(たいようれき)が採用されると、従来の大陰暦(だいいんれき)を一年の季節に合わせた旧暦(一ヶ月は二十九日か三十日)には無かった三十一日が生じました。その結果、旧来の【三十番神】に空白日の日番役割を担う一神を加える必要から、【五番の善神(ごばんのぜんじん)】が、三十一日の日番として勧請される様になりました。
明治の時代は
大和国、日本として長く長く守られて来た
色んな伝統が、変換された時代だったのですね。『神仏集合』が廃せられるというその激動の中で、今の世まで「三十番神」を
守り、伝えてくださった先人に、感謝申し上げます。
「五番の善神」さまについては
また明日、お話致しますね。
五番の善神さま、31日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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