巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜『三十番神』番外編その2
✳︎五番の善神(31日の御守護の神さま)✴︎
1.『十羅刹女』さま
#十羅刹女 さまとは、十人の女性の鬼神さま
です。
「鬼神」...鬼が神様になる。びっくり致しますよね。でもこれは、とても尊い事なのです。鬼は人を、命の糧と致します。その鬼が悟り、人(修行する良き人)を守護する神になられるのです。並大抵の「悟り」では無いですよね。
十羅刹女さまは、「鬼子母神」の娘とも言われ、共に「お釈迦さま」に出逢われて、会心し、『法華教を修行するものを守護します』と、他の、五番の善神さまと共に誓われます。それが記されているのが『陀羅尼品』です。
十羅刹女さまのお名前を以下に、お伝えします。
✴︎藍婆(らんば、ランバー)本地は上行菩薩。
✴︎毘藍婆(びらんば、ヴィランバー)
本地は無辺行菩薩。
✴︎曲歯(こくし、クータ・ダンティー)
本地は浄行菩薩。
✴︎華歯(けし、プシュパ・ダンティー)
本地は安立行菩薩。
✴︎黒歯(こくし、マクタ・ダンティー)
本地は釈迦如来。
✴︎多髪(たはつ、ケーシニー)
本地は普賢菩薩。
✴︎無厭足(むえんぞく、ラークシャシャ・チャラー)本地は文殊師利菩薩。
✴︎持瓔珞(じようらく、マーラー・ダー
本地は観世音菩薩。
✴︎皇諦(こうだい、クンティー)
本地は弥勒菩薩。
✴︎奪一切衆生精気(だついっさいしゅじょうしょうげ、サルヴァ・サットヴァ・オージョーハーリー)本地は多宝如来。
※本地仏については、明日、またお話致しますね。
十羅刹女さま
私が、この2年間、毎日欠かさず、(意味も何もわからない頃から)『陀羅尼品』が大好きで、読誦させて頂いてきた意味が、ようやくわかりかけてきています。
法華教修行者の御守護、ありがとうございます。
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