巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の12『三十番神』
#賀茂神大明神
✴︎(#上賀茂神社 、#下鴨神社 )です。
賀茂大明神(かもだいみょうじん)とは、上賀茂神社の北北西におわします神山(こうやま)を御神体として、古代から信仰されていた神様に、『別雷命(わけみかずちのみこと)』・『建角身命(たけつぬのみのみこと)』・『建玉依姫命(たけたまよりひめのみこと)』が合体して、信仰されている天地自然を司る大神様です。
上賀茂神社さま、下鴨神社さまは
元々は一つの神社 賀茂神社さまから、勢力が増したという理由で、分立されたと言います。それだけたくさんの信仰を集めた神社さまなのですね。
また、京都三大祭り、源氏物語にも描かれている「#葵祭り 」はこの両社の例祭です。
古代からの自然信仰と神々の結び付き、美しい例祭は、日本文化と日本人の鷹揚さを表していて、『神仏習合』という独自の信仰につながっているような気がします。
賀茂大明神さま、12日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の11『三十番神』
三十番神 『11日』のご守護の神様は
八幡大菩薩さま とは
#石清水八幡宮 の御祭神は、『誉田別尊((ほんだわけのみこと)=#応神天皇 (おうじんてんのう))』・『比売大神(ひめのおおかみ)』・『息長帶姫尊(おきながたらしひめのみこと)=#神功皇后 (じんぐうこうごう)』の三柱です。
#八幡大菩薩さま は、#宇佐八幡宮 さまと、深い関わりがございます。
宇佐八幡宮から約6キロ東南方に大本山(おおもとやま)=(御許山とも書く)があります。大本山に宇佐八幡宮の奥宮があり『比売大神』が祀られています。古来より、築柴の国神・地主神として信仰されていました。海に面していた地域だった為に、海洋神としても崇められておりました。大本山で修行していた大神比義(おおかのひぎ)にご神託がありました。宇佐神宮には菱型池(ひしがたいけ)という水の湧き出る池がありますが、その池のほとりに3歳の童子が竹の葉の上に立って現れこう告げました…「われは日本の神となれり。一切衆生を度(すく)わんと念(ねご)うて神となれり。われは是れ日本国八幡麻呂なり」と。この託宣によって第一殿には応神天皇。第二殿には比売大神。第三殿には神功皇后をお祀りしました。この三柱を総称して『八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)』と申し上げます。
八幡大菩薩さま 11日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の7『三十番神』
三十番神 『7日』のご守護の神様は
✴︎北野大明神✴︎(北野天満宮)です。
北野大明神
北天満宮のご祭神は菅原道真公です。
北野には、古代から天神・地神が祀られていて、この地方の人々の信仰の霊地でした。『天神』は天候を司る神様として崇められ、『地神』は五穀豊穣を司る神として信仰されてきました。
この天神・地神と菅原道真公が合体して『天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)』となられました。
菅原道真公、優れた才知と、それがゆえの
波乱のご生涯、「北野の天神さま」となられて、正しい道をお示しくださっているのではないでしょうか
「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花、あるじなしとて春を忘るな」
繊細で美しい歌ですね。日本人の心の機微を忘れずにいたいと想います。
※『三十番神』とは、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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【▪️珊瑚ノ宮 千住堂✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の6『三十番神』】
三十番神 『6日』のご守護の神様は
✴︎鹿島大明神✴︎(鹿島神宮)です。
鹿島大明神、主祭神は
「武甕槌命(たけみかづちのみこと」さまです。武神として崇敬され、日本最強の武神・雷神・剣の神です。
(そして私の祖先、藤原氏の氏神さまでもあります。)
古事記、日本書紀に描かれているように
「経津主命」(ふつぬしのみこと)と共に、葦原中国(あしはらのなかつくに)平定のために出雲に天降り、国譲りを成功させた
強い神さまです。以前ご紹介しました✳︎2日の御守護の神さま✳︎「建御名方(タケミナカタ)神」と相撲で闘って勝利、これが相撲の起源と伝えられています。
私は小さな頃から、雷さまが大好きで
「武甕槌命」さまが大好きで、鹿島神宮さまには何度もお詣りさせて頂いております。昨年は、珊瑚ノ宮の巫女として、御奉納舞をさせて頂きました。奉納舞が終わったあとに、雷鳴が轟いたのが、今でも嬉しく、心に残っております。
※『三十番神』とは、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
【▪️珊瑚ノ宮 千住堂✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の5『三十番神』】
【▪️珊瑚ノ宮 千住堂✳︎華華✳︎の話語り▪️
神仏習合のお話〜その1の5『三十番神』】
三十番神 『5日』のご守護の神様は
気多大社さまは、石川県の能登半島にある能登国(のとのくに)の一の宮です。
今、被災の地で、大変なご苦労をなさっておられると思います。調べましたら「気多大社大丈夫です!」のメッセージがありました。なんだかうるうるしてしまいました。どうか、ご無事で、被災した方々の頼る場所となられる事をお祈り申し上げます。
気多大明神の主祭神は
「大己貴命(おおなむちのみこと)」さまで、いわゆる「大国主命(おおくにぬしのみこと)」さまの事です。大国主の命さまの神話は、言わずもがな!ですよね。
また、万葉集で有名な奈良時代の歌人「大伴家持」が参詣したおり、に詠んだ歌が残っています。
『之乎路(しおじ)から 直越(ただこ)え来れば 羽咋(はくい)の海(うみ)朝凪(あさなぎ)したり 船梶(ふねかじ)もがも』
ご興味がありましたら、意味も調べてみてくださいませ。
縄文の時代より栄し、美しい風土に育まれた土地と、神社さま、きっと復興してくださると信じております。
※『三十番神』とは、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。