巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の17『三十番神』
#大比叡大明神
(#日吉大社西本宮 )です。
日吉大社は、比叡山の山ふところに座し
国の史跡、400,000㎡の境内を有します。大津京を遷都の時、その守護の神として勧請された神社さまです。
#大比叡大明神さま
日本の守護神 『大国主神』(おおくにぬしのかみ)と 比叡山の山神さまと一体化されたのが、大比叡大明神さまです。
天智天皇は、唐(とう)・新羅(しらぎ)の連合軍に大敗しました。国情は不安に陥り、大和の地は火災が続発していました。外的の権威と不安の国情のさなか、この国神を新都にお迎えし、国の安全と繁栄をお祈りしたのだと思います。
今の日本も
世界の中の日本の立ち位置、不穏な世界情勢、災害の多発、自然環境の変化。。。
日本人として、自然を敬い、自然と、ご神仏に帰依し、素直な生活に立ち戻り、また今の日本らしい発展も含めて
『心の改革』が必要だと思います。
大比叡大明神さま、17日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の16『三十番神』
三十番神 『16日』のご守護のかみさまは #平野大明神
(#平野神社 )です。
平野大明神とは
平野神社の祭神は、第一殿は『#今木神(いまきのかみ)』、第二殿は『#久度殿(くどのかみ)』、第三殿は『#古開神(ふるあきのかみ)』、第四殿は『#比売殿(ひめがみ)』です。平野の地に祀られたこの四神を総称して【平野大明神(ひらのだいみょうじん)】と申し上げます。
「いまきのかみ」とは、百済(くだら)系の渡来人達が祀っていた神様でした。百済の #聖明王 (せいめいおう)や、染織の神様
とも言われています。
「くどのかみ」は、中国の北部から朝鮮半島にかけて信仰されていた竈(かまど)の神様です。
「ふるあきのかみ」はやはり百済渡来の神様で、和氏との関係から今木神と共に#平野神社に祀られました。ご神徳は、邪気を振り開(はら)って平安にする力があるという事です。
『#平野大明神 』は、日本と融合した国際的な神様のようです。このように外国から渡来して来た神さまを主祭神としてお祀りされておられる神社さまを、私も初めて知りました。
そして、「仏様が伝来した初期の頃、やはり✳︎違う国の神様✳︎として日本古来よりの神さまと同列に信仰されたというお話を思い出しました。それがどんどん定着して行き、良き方向に進化して、『神仏習合』という信仰が、広く、長く、伝わったのでしょう。寛容で、素直で、前向きな日本民族に生まれて、幸せです。
平野大明神さま、16日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の15】『三十番神』
三十番神 『15日』のご守護のかみさまは
#春日大明神
(#春日大社 )です。
春日大明神とは
昨日の大原大明神の投稿で申し上げた通り、春日大社さまのご祭神、4つ柱の大神(『建御賀豆智命(たけみかずちのみこと)』、『伊波比主命(いわいぬしのみこと)=(経津主命(ふつぬしのみこと))』、『天之子八根命(あめのこやねのみこと)』、『比咩大神(ひめおおかみ)』)と、この四殿の四神と御蓋山の三神とが合体して、【春日大明神(かすがだいみょうじん)】と申し上げます。
藤原氏の氏神さまであり、
私の祖先、卜部(吉田)家の氏神さまでもあります。
私がこうして、『神仏習合』の✳︎三十番神✳︎のお伝えをさせていただけるのも、
「珊瑚ノ宮」の尊いお血筋にご縁を頂き、巫女尼の修行をさせて頂いている事、祖先の残してくださった「神道」に導かれている事、のおかげです。
孔子曰く
「#温故知新 」〜故きを温(たず)ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」
聖徳太子さま、推古天皇さまは
全ての民が平等に平和な国で生きられるように、仏様の教えを大切に思い、広められたそうです。(仏さまの教えに通ずる教えは、それよりずっと昔の古代日本にも存在していたようです)そして、日本人の心の豊さ、おおらかさが、古来より伝えられて来た神さまと、仏さまを、一緒に尊ぶ『神仏習合』の信仰を育みました。明治時代に政府の政策よって出された「令」により、廃されるまで、それは、幾千年と人々の間に浸透しておりました。
『温故知新』 実践してまいりましょう。
春日大明神さま、15日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の14』三十番神』
三十番神 『14日』のご守護のかみさまは #大原大明神
(#大原野神社 )です。
大原大明神(おおはらだいみょうじん)とは、は藤原氏の氏神である春日大社の4つ柱の大神(『建御賀豆智命(たけみかずちのみこと)』、『伊波比主命(いわいぬしのみこと)=(経津主命(ふつぬしのみこと))』、『天之子八根命(あめのこやねのみこと)』、『比咩大神(ひめおおかみ)』)と、京の西山といわれる大原山に古くから祀られていた山神と合体した大神様です。たけみかずちのみこと、ふつぬしのみことは、諏訪大社さま、鹿島神宮さまで前述した通り、#天孫降臨 に携わった神さまです。
あめのこやねのみことは、本日、牛嶋神社さまで、ご奉納させて頂いた『天岩戸』の物語にも出てこられる、祝詞の祖神、言霊信仰のルーツとされる神さまです。藤原氏の氏神さまとしても知られていますね。
ひめおおかみさまとは、特定の神さまを示すものでは無く、その神社さまにご縁の深い女神さまを総称するお名前のようです。
大原野神社は、#紫式部 さまも氏神さまとして、大切にされた神社さまで、「京春日」とも呼ばれているそうです。
京都にもう一つ、私の大好きな紫式部さまに縁の場所があります。紫式部の邸宅(源氏物語が描かれた場所)に建てられた「#廬山寺 」です。
毎年、桔梗のお庭が綺麗な時期に、観音菩薩さまの御前で写経をさせて頂くのを楽しみに伺います。今年は是非、大原野神社さまにもお詣りさせて頂こうと思います。
(大原野神社さまと廬山寺さまをお詣りさせて頂く道行は、紫式部さまが繋いでくださった、私の中の『神仏習合』ですね。)
大原大明神さま、14日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の13『三十番神』
#松尾大明神
(#松尾大社 )です。
#松尾大明神 (まつおだいみょうじん)とは、『松尾大社(まつおたいしゃ)』の祭神『大山咋神(おおやまいくのかみ)』と『市寸島姫命(いちきしまひめのみこと)』の2神です。
大山咋神さまとは、山の所有者の神で、地主神であらせられます。また醸造祖神としても崇められております。
#市寸島姫命 さまは、#宗像三女神 の一柱、水の神さまです。また、千住堂の守護神、弁財天さまと同一の神さまとされております。
松尾大社さまは、京都最古の神社のひとつとされ、個人的にも、京都の友人とお詣りした思い出深い神社さまです。
千住堂としても、御守護の弁財天さまに縁の神社さま、いつか御奉納舞をさせて頂きたい神社さまです。
松尾大明神さま、13日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。