巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記

2024-01-28 13:23:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の27『三十番神』

 

三十番神『27日』のご守護のかみさまは

#三上大明神

(#御神神社 )です。滋賀県野洲町

三上大明神とは

三上山は、御上山(みかみやま)、三神山(みかみやま)、御影山(みかげやま)と称されている神体山です。山頂は竜王様と呼ばれて古来信仰をあつめています。この霊山に第七代孝霊天皇六年六月十八日に、祭神の【天之御影神(あめのみかげのかみ)】がご降臨になりました。『天之御影神』は、【天照大神(あまてらすおおみかみ)】の御孫の【天目一箇神(あめのまひとつのかみ)】とご同神だといいます。『天目一箇神』は、日の神である『天照大神』が天岩屋戸に隠(こも)られた時に、祭具としての刀剣や斧や鉄鐸(さなぎ)、飾り物を造る役をしたと伝えられています。したがってその製作に当たっては、浄い火、浄い水を豊富に使うところから、火徳・水徳を兼ね備えた霊威ある神様と崇められてきました。

霊山 #三上山 は、私にもご縁のあるお山です。数年前、『秀郷物語』という脚本を公演用に書きました。#平将門 を討伐したという#藤原秀郷 の「百足退治」の物語を

「謡」と 「舞」と 「芝居」で構成する

歴史が大好きな私らしい脚本だったのですが、その舞台が✳︎三上山✳︎でした。

〜みかみやまを、7巻半の大むかでー🎶〜

そんな謡の文句を書き、謡いました。

三上山は、こんなにありがたい霊山だったのですね。

私には、秀郷公に退治される大百足が、平将門公の比喩表現のように思えて、(もともと、友人だったという二人の関係も切なく)ラストのシーンの物語を史実とは違う物語に、書き替えました。

『大百足は龍神さまに許されて、生き返り、龍神さまに帰依して、天に昇る』

それぞれの立場があり、激しく闘った二人も、神様、仏様の御前では

等しい存在でいてくれたらいい、そんな願いを込めて

三上大明神さま、27日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね

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#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話  #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室

#本地仏

2024-01-27 05:13:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の26『三十番神』

 

45F937A2-36DD-4EC8-B2A7-7A1DA6CC1F4B.jpeg三十番神『26日』のご守護のかみさまは

建部大明神

(#建部大社 )です。滋賀県大津市

建部大明神とは


 【建部大社】の主祭神は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」です。相殿に【天照皇大神(てんしょうこうだいじん)】をお祀り、本殿の西に並ぶ権殿は【大己貴神((おおむなちのかみ)=大国主命(おおくにぬしのみこと))】をお祀りしています。この三神を総称して【建部大明神(たけべだいみょうじん)】と申し上げます。

 日本武尊(やまとたけるのみこと)の父君、第12代景行(けいこう)天皇の御代は2世紀前半で、大和朝廷の勢力が東西に大きく伸展していった時でした。西の熊襲(くまそ)を討ち、東の蝦夷(えみし)を征服して、いよいよ日本の統一がなされようとしていました。その大きな力になったのが『日本武尊(やまとたけるのみこと)』でした。

熊襲討伐を果たした、日本武尊は、敵方、熊襲の頭領からもその勇敢さを褒められるほどでした。九州の平定が終わると、東国を平定する命が、日本武尊に、くだりました。東国へ向かう途中、斎宮であり、巫女であられた「倭姫命(やまとひめのみこと)」より「剣」を授けられました。この剣が、日本の『三種の神器』の一つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。

この剣は数々の神話を残します。(またいつかお話しましょうね)

建部大明神さま、26日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話  #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室

#本地仏

2024-01-25 07:29:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の24『三十番神』

 

3AE281E4-96F9-4800-A961-1278A468FF73.jpeg三十番神『24日』のご守護の神さまは

祇園大明神

(#八坂神社 )です。

祇園大明神とは

『八坂神社由緒略記』によれば、八坂神社の御祭神は、中御座に【#素戔嗚尊 (すさのおのみこと)】。東御座に【#櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)】。西御座に【八柱御子神(やはしらのみこがみ)】等十三座の神々様です。これらの神々様を総称して【祇園大明神(ぎおんだいみょうじん)】と申し上げます。

八坂神社さまは、京都三大祭りの『祇園祭』を祭礼とする、龍神さまもおわします、私も、大好きな神社さまです。(境内の中にある喫茶店も落ち着いて良いですよ)

素戔嗚尊さまと櫛稲田姫の命さまの「やまたの大蛇」のお話は、皆さま良く、ご存知の事と思います。珊瑚ノ宮でも、🌸大化の桜🌸という舞に、物語を載せて、ご奉納させて頂いています。

今日はスサノオノミコトさまの、もう一つのお話も、お話し致したく、思います。

皆さまは、スサノオのミコトさまが、日本で初めて歌を詠んだ、#歌人(歌神)であらせられる事をご存知ですか?

『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』

スサノオの命さまは、クシイナダヒメさまをヤマタの大蛇から守るため、出雲の佐草というところに、幾重にも重なる垣根(八重垣)を作って、クシイナダヒメさまをお隠しになりました。そして、無事、ヤマタのオロチを退治して、クシイナダヒメさまと結婚なさいました。スサノオノミコトさまは、嬉しくて、嬉しくて。『妻のために、幾重にも重なる(ヤマタのオロチから守った時のような)立派な垣根の家を用意しましょう! 』

と、前記のような 、決意表明の歌をお詠みになりました。

その後、スサノオのミコトさまは、佐草の地に宮をつくり、お二人はいつまでも、たいそう睦まじく、お暮らしになったそうです。✳︎#八重垣✳︎とは大切なものを守り抜く「砦」のように強く、信じられるものなのですね。

祇園大明神さま、24日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

 

#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話  #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室

#本地仏

2024-01-24 07:15:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の23『三十番神』

B9940118-D4CF-41B5-B70A-B1212C904424.jpeg三十番神『23日』のご守護のかみさまは

住吉大明神

(#住吉大社 )です。

住吉大明神とは

#伊邪那岐命 さまが、妻、#伊邪那美命 さまを、お迎えに、黄泉の国へ行かれて、志し敗れ、お帰りになられた時(このお話の詳細は、1月10日の三十番神の投稿に記載しています)お身体を清めようと、海で禊ぎをなさいました。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が海の底に沈んで濯(すす)ぎたまいし時「底筒男命(そこつつのおのみこと)」をお生みになりました。次に潮の中で濯ぎたまいし時「中筒男命(なかつつのおのみこと)」をお生みになりました。又潮の上に浮かんで濯ぎたまいし時「表筒男命(うわつつのおのみこと)」をお生みになりました。

この三神を総称して【住吉大明神】と尊称します。

また

【住吉大明神】は、神功皇后さまに

『吾が和魂(にぎみたま)をばよろしく大津の渟中倉(ぬなくら)の長峡(ながお)に居(ま)さしむべし。便(すなわ)ち因(よ)りて往来(ゆきかよ)う船を看護(みそなわ)さむ』

「私のミタマを、渟中倉(住吉大社の南端)

に祀りなさい。そうしたら、海を行き交う船を護りますよ」

とお告げになったそうです。

このようにして、大阪の地に、住吉大社さまが建立され、住吉吉大明神さまは、海の御守護の神さまとしても、あつく信仰されています。

住吉大明神さま、22日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

2024-01-22 23:33:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️  神仏習合のお話〜その1の22

 

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『三十番神』

三十番神 『22日』のご守護のかみさまは

稲荷大明神

(京都 #伏見稲荷大社 )です。

#稲荷大明神 (いなりだいみょうじん)とは
 【伏見稲荷大社】の御祭神は【宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)(下社・中央社)】、【佐田彦大神(さだひこのおおかみ)(中社・北座)】・【大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)(上社・南座)】・【田中大神(たなかのおおかみ)(田中社・最北座)】・【四大神(しのおおかみ)(四大神社・最南座)】の五柱で、これを総称して【稲荷大明神(いなりだいみょうじん)】と称します。

 

#山城風土記 (やましろふどき)』の中に

伏見稲荷の創建の物語が記されています。

 

秦(はた)氏の遠祖、秦公伊呂具(はたのきみいろぐ)は大変な富者でした。ある時、餅を的として矢を射ると、その餅が白鳥となって飛び翔(かけ)り、『三が峰(みつがみね)』の山上に止まり、そこに稲が生じました。不思議に思った伊呂具は、そこへ神社を建てて『伊奈利社(いなりしゃ)』と名付けました。

 

山城とは、今の京都の南部の地方をさします。「風土記」は今は現存しないそうですが、天皇の命よって、記録された、平安京遷都前の、京都の貴重な記録だったそうです。古の時代から、『食べ物への感謝』は

日本人の心に根づいていたんですね。

 

稲荷大明神さま、22日の御守護

ありがとうございます。

 

#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

 

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

 

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