巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜『三十番神』〈本地垂迹〉6、7
6日の御守護の神さまは
『#鹿嶋大明神 』さま
7日の御守護の神さまは
『#北野大明神 』さま
6日、7日の御守護の本地仏さまは
『十一面観音』さまです。
#十一面観音 さまは、#観音菩薩 さまの変化身と言われ
苦しんでいる人をすぐに見つけるために、頭の上に11のお顔があり、全方向を見守っています。またそれぞれの顔は人々をなだめたり怒ったり、励ましてくれたりするといわれています。
頭上の仏様、菩薩さまは、それぞれ違う表情をなさっていて、前3面を菩薩面(笑っておられます)左3面を瞋怒面(怒っておられます)右3面を狗牙上出面(くげじょうしゅつめん、キバをむき出しておられます)、頂上に仏面(仏果をあらわす)、そして、うしろ1面を大笑面と言います。特に感慨深いのは、後ろの「大笑面」のお顔です。私の仏様のお師匠さまは
『悪い大笑いのお顔』と教えてくださいました。大笑面は、悪行を大笑いして改心させ、善の道に向かわせるといわれています。
この逆の発想は、「目から鱗」でした。
時々に合わせ、相手に合わせ
教え、導く、「方便」なのですね。
仏様の後ろ側のお顔、なかなか拝見する事は無いかもしれませんが、機会がありましたら、是非是非、拝見して見てくださいませ。
鹿嶋大明神さま、北野大明神さま、
十一面観音さま
6日、7日の御守護、ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々、仏様のことです。
珊瑚ノ宮千住堂は✳︎『神仏習合』のお堂✳︎です。
神さまに感謝して奉る舞、仏様と共に救いを祈る舞
「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。
お問合せはこちらホームページ、お問合せボタンから
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏 #天照皇大神 さま
#大日如来 さま
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜『三十番神』〈本地垂迹〉5
5日の御守護の神さまは
『#気多大明神』さま
5日の御守護の本地仏さまは
『#弥勒菩薩』さまです。
弥勒菩薩さま
あの物憂げなお姿が、印象深い仏様ですよね。お好きな方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、京都、広隆寺の弥勒菩薩さまのご尊顔を拝見して、その場を動け無くなり、菩薩さまの前の畳で、1時間居座ってしまったという過去があります。半跏思惟、指の形が何とも言えずお美しいのです。(日本の国宝第1号だそうです)
弥勒菩薩さまは未来仏、お釈迦さまの次に、56億7千万年後の未来、「さとり」を開き、仏となって降臨し、この世界に幸福をもたらすといわれています。
仏様の「さとり」には52もの段階があり
#弥勒菩薩 さまは、このさとりの51段目
「等覚」という「さとり」を開いておられます。そして、あと一つ、最後の52段目のさとり「仏覚」を開かれるまで、
56億7千万年の修行が必要なのです。
そして、その修行を終えられた時、弥勒菩薩さまは、『#竜華樹』という樹の下で、
『#竜華三会』を開き、最後の「さとり」を得られるのだそうです。
この『竜華樹』竜が百宝を吐くように百宝の花を開くと言います。
先日、改めて、お師匠さまがお話くださった私の巫女名「華華」の由来と、重なるものがあり、ますます、弥勒菩薩さまがすきになりました。
気多大明神さま、弥勒菩薩さま
5日の御守護、ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々、仏様のことです。
珊瑚ノ宮千住堂は✳︎『神仏習合』のお堂✳︎です。
神さまに感謝して奉る舞、仏様と共に救いを祈る舞
「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。
お問合せはこちらホームページお問合せボタンから
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏 #天照皇大神 さま
#大日如来 さま
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜『三十番神』〈本地垂迹〉3、4
ごめんなさい。今日は投稿が追いつかず、2柱の神さま仏さまのお話を、一緒にさせて頂きますね。
色んな雑事に惑わされて、まだまだ修行が足りない者にございます。
お師匠って。。。なってみて初めてわかる!とてもとても大変です。いばっている暇などこれっぽっちもありません。
まだまだ我が強い私には、全てを飲み込み、悟ることは容易ではありません。けれど、私の大お師匠さまは、そんな私も全て飲み込み、一つ一つ丁寧にさとしてくださる。。。こんな思いを、私も、お師匠さまにさせていたんだろうなぁ。。あの時も、この時も、許してくださって、庇ってくださった。思い出すと、なんてありがたい。そして、その恩を今度はお弟子に返しなさいとおっしゃる。すごいなあ、そして、難しいなぁ。。。
そんな事を思っていたら、別のお弟子さんから連絡、
「今日は大人数でバス移動で、決められた
時間に、大きな声でお経がよめません。小さな声で良いですか」
そばにいたら、ぎゅーっと抱きしめたくなるくらい、この言葉に癒されました。ほんとに大切に、修行してくれてるんなあ。もうその一言で、がんばれそうです。本当に人それぞれ違う、その違いにあった方法で、お伝えしなければならないのですね。まだまだだなあ。。。さて
神さま仏さま 至らぬ私をお許しください。
3日の御守護の神さまは
『広田大明神』さま
3日の御守護の本地仏さまは
『多宝仏』さまです。
多宝仏さまとは
お釈迦様が法華経を説いているとき、高さ500由旬ゆじゅんの宝塔が出現し、法華経が真実であることを賞賛しました。そして、中に坐していた多宝如来が半分席をゆずり、お釈迦さまと並んで坐ったそうです。なんだか優しいお話ですね。多宝如来さまがニ仏並座
という形で表される事が多いのも、こんなお話がもとになっているから、かもしれません。
広田大明神さま、多宝仏さま
3日の御守護、ありがとうございます。
4日の御守護の神さまは
『気比大明神』さま
4日の御守護の本地仏さまは
『阿閃如来』
あしゅくにょらいさまです。
阿閦如来さまとは
東方に住む大乗の仏様のお一人で
鏡のように全てを映し出すという意味で大円鏡智(だいえんきょうち)と呼ばれる智を表す仏さまです。あまりお名前をお聞きしない地味な仏さまですが、鏡のように全てを写すお知恵とは。。。怖いくらいお厳しく、清らかなのでしょうね。
厳しくなれるほど、強くなりたいです。
気比大明神さま、阿閃如来さま
4日の御守護、ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々、仏様のことです。
珊瑚ノ宮千住堂は✳︎『神仏習合』のお堂✳︎です。
神さまに感謝して奉る舞、仏様と共に救いを祈る舞
「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。
お問合せはこちらホームページの
お問合せボタンから!
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏 #天照皇大神 さま
#大日如来 さま
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️
3月になりました。3月のお彼岸、春の始まる日は私の誕生日。。特別な月です。
三十番神のお話、また続けていきますね。
少しわかりやすくお話できたら良いのですが。。。
1月の投稿で、1日1日を、その日の担当の神さまがお守りくださっているお話を致しました。『神仏習合』には、もう一つ
『#本地垂迹』(ほんちすいじゃく)という大切な教えがあります。
※本地垂迹説〜仏と神々は根本的には同じで、日本の神々は国内の実情に合わせて仏(本地)が姿を変えて現れてくれたもの(垂迹)とされました。
この教えは奈良時代に起こり、平安時代に発展し、明治の 神仏分離令 まで
大切に伝えられたものです。
神さまのお姿で現れられた時、
仏様のお姿で現れられた時、
それぞれに、時々に、お役目があられるのだと思います。そのどちらのお姿も、尊く、ありがたく、手を合わせられる事、日本人の心のあり方、素晴らしいですね。
1日の御守護の神さまは
『天照皇大神』さま
1日の御守護の本地仏さまは
『大日如来』さまです。
天照皇大神さま、大日如来さま
1日の御守護、ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
珊瑚ノ宮千住堂は✳︎『神仏習合』のお堂✳︎です。
神さまに感謝して奉る舞、仏様と共に救いを祈る舞
「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。
お問合せは、このページの「お問合せ」ボタンから
お願い致します。
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏 #天照皇大神 さま
#大日如来 さま
【ありがたいという事 Vol.2】
〜お弟子の皆が、笑顔で仏様を描くお稽古日〜
まさか私が、絵を描く事をお伝えする立場になるなんて。。。しかも『仏様』のお姿を。。
きっと一番喜んでくれているのは、今は亡き父だと思います。
私の父は「絵描き」でした。
けれど、没落した実家を助けるため、弟の大学の入学金を支払うため、高卒で無線通信の資格を取り、離島の通信士として赴任し、弟達を大学に入れたそうです。
私の父は「絵描き」でした。
弟達を大学進学させた後、父はもう一度絵を描きたい、学びたいと決意、アルバイトをしながら大学入学の資金を貯めたそうです。けれど、やはり経済的な理由から、美大には行けず、唯一、実家から通える教育大学の美術学部へ進学、苦学生をしながら、高校と中学の美術教師の資格を取りました。
私の父は「絵描き」でした。
父は母と結婚しました。大手企業所属の陸上選手で、なに不自由無い環境で育ったお嬢様の母と、豪放磊落ではありますが、繊細な父が、どうやって結びついたのか?未だに不思議です。
私の父は「絵描き」でした。
私が生まれた頃、父はまだ、絵の道を諦めてはおらず、私が3歳になると、愛車の50CCのバイクの後ろに補助椅子を取り付け、2人で山へ登り、風景画を描き始めます。2人で、ほんとうに美しいものをたくさん見ました。贅沢な物など何も無い日々ではありましたが、自然が心を育てる事を
一緒に歩きながら、父が教えてくれた、豊かな日々でした。
私の父は「絵描き」でした。
弟が生まれ、妹が生まれ
父はだんだん絵を描かなくなりました。
多分、日々の暮らしが大変になったのでしょう。
それでも、父は幸せそうでした。たくさんの教え子に囲まれて、怒鳴ったり、笑ったり、泣いたり、長髪を振り乱して、竹刀を振り回した事もありましたが、決まって
その竹刀で叩かれた教え子は、卒業するとお酒を持って訪ねて来ました。
私の父は「絵描き」でした。
私が進路で迷っていた時、父は私に言いました。
「お前には、絵の才能は無い
ましてや、それで食うて行く才も無い
諦めて、違う道を行きなさい」
私は父の言葉を守りました。
何故なら、
父がどんなに絵を描く事が好きだったか、知っていたから
父がどんなに頑張っていたか、知っていたから
その父が言う事は正しいと知っていたから
絵筆を置いて、数十年経った今
お父さん
私、仏様のお姿を現させて頂いています。
お弟子さん達と一緒に、笑いながら
きっと一番、喜んでくれてるよね。
「才が無い」そう教えてくれた父は、優しい人でした。謙虚に、心を込めて、父の教えを守って
また、絵筆を握っています。
珊瑚ノ宮 千住堂にて、ご一緒に、
仏様のお姿を描いてみませんか
仏様のお師匠さま「貴う」さんの、ありがたいお話を、時々、聞かせて頂きながら
巫女尼 華華 の面白話を聞きながら
千住堂では 「宮ノ舞」「仏舞」と共に
『写仏』のお教室も開いています。
性別、年齢は問いません。
#巫女舞教室 #写仏教室 #仏舞教室 #巫女 #尼 #巫女尼 #父想う #絵描き #仏描 #伝統文化 #ご奉納舞 #宮ノ舞 #珊瑚ノ宮 #千住堂