巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
【千住堂 華華さんの徒然日記 〜忙しかった連休と心を癒す招霊の開花〜】
〜忙しかった連休と心を癒す招霊の開花〜】
招霊(おがたま)の木が蕾を付けました。
この木は名前の通り、『神さまを招く木』
と言われて、天岩戸開きの時に、アメノウズメの尊さまが身につけて舞われたと言われている木です。その木が今年も蕾をつけてくれました。
オガタマは開花するとすぐに散ってしまうので、なかなか綺麗に咲いたところが見られません。今朝の強い雨、蕾のまま落ちてしまわないかと気になって
少しの間、見守りました。
5月の連休、千住堂としては
殆ど毎日がお稽古日となり
大変ありがたく、忙しく日々過ごしました。
ただ、この数ヶ月 殆ど自分の事を省みる時間が無かったので、少々心がお疲れ気味
花を育てる時間が何よりの癒しの私です。
雨の中のオガタマの華
強く、美しく生命力に溢れています。
命がくれる力はどんなものも尊いですね。
【千住堂 華華さんの徒然日記 〜日々発見!個性豊かなお弟子さん達!】
午前11:00〜午後19:00までフル稼働の
華華先生でした。本日は体験で来てくださった方がお二人。。。これがなかなかの
美味しいお2人でした‼️摺り足のお稽古をひたすら楽しそうに頑張った後、
「最後に質問っ!」と元気よく
「舞を舞うことで、世の中を変えるんですか?」
宮ノ舞が「とても意味のある舞」とすぐに理解してくれたこのお二人の賢さ、このツッコミ、私の欲しい質問、しかも聞きずらい内容を、軽やかに明るく、真正面からする勇気... 嬉しくて、抱きしめたくなりました。
その後
華華さんが、喜び勇んで、お二人に、得意げにお伝えした答えは、千住堂においでくだされば、お伝えしますね(笑)。ほんとに楽しかった。
午後からは5人のお弟子さんのお稽古です。
個性豊かで、笑ってばかりの面々。最近、それぞれの得意分野が見えて来て、私の頭の中で、一人一人の得意な舞を、舞っている姿が、はっきりとイメージできるようになって来ました。宮ノ舞の基本3部作は、それぞれ意味が違い、美しさの形が違い、良くできてるなあと思います。
それぞれに合う舞があるのです。
それをきちんとお伝えして、自分に自信を持って頂けると良いな、と思います。
そして、今日は 一人のお弟子さんと
語り合い、お経をお伝えする事ができました。
彼女が正直に自分の身の上を話してくれた事
ありがたく、彼女の明るさに驚くばかりでした。
それぞれ違って
人と比べる必要なんて一つもない事
大切に伝えていきたいですね。
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【千住堂 華華さんの徒然日記 〜大切にしたいもの〜】
ご奉納舞、ありがたく、忙しく、させて頂いております。
そして、殆ど毎日、お弟子さんがお稽古に
千住堂を訪れます。お仕事や、色んな用事を済まされて、疲れて無いかなぁ、お腹空いていないかなぁ。。。そう思って、菓子パンを2個用意しておりましたら。。。お弟子さんも
おんなじ事を考えてくれてたんですね。
「先生、お忙しいから、大変ですよね。」そう言って差し出してくれた、レーズンパン、美味しそうなレーズンパン
ありがたいですね。優しいですね。
尊いですね。
日々の小さな幸せを
通りすぎてしまいそうになる、慌ただしい日常ですが、忘れずにいたい大切な事
✳︎相手を慮って、思いやること✳︎
お弟子さん達から、教えて頂いています。
ありがとうございます。
巫女尼 華華の徒然日記
🔶巫女尼 華華のルーティン 桜
【千住堂華華さんルーティン
毎年恒例の✳︎ 六義園の夜桜✳︎に】
毎年の桜の時期の決まり事
六義園の「鶴姫さまのしだれ桜」に会いに行き、歌を詠む事
今年は本日が最終日でした。コロナの時期は
夜桜が中止となったり、なかなかゆっくりと
歌を詠む事ができずにいたのですが、今年は桜の開花が遅れ、夜桜の期間が延長となり
最終日が日曜日となりました。(日曜なら、ゆっくりできる)喜び勇んで!今年も、いつも通り、和服に着替えて、六義園へ向かいました。
(足もとに行燈が灯り、鶴姫さまのしだれ桜までの道のりは、まるで過去に遡る道行のようで大好きなのです。だから毎年和服で伺います)
ところが、途中、電車の遅延で、最終受付の時間から3分遅れ。。。私の前の人まで入れるという残念な結果に。。。
美味しいお蕎麦でも食べて帰ろうと思いましたが、ガッカリし過ぎて、そんな気にもならず、真っ直ぐに帰宅しました。あの美しい光景に出会うのは、また1年後です。。。
何のために和服に着替えたのかなあ。。。
なんて考えていたら、ふっと
千住堂のお弟子さん達に、着付けを教える約束していたのを思い出しました。
それに気づくと、久しぶりに和服を着られたのは良い事に思えて来て、簡単に着られる方法をお伝えできるように、もう少し頻繁に
お着物を着るようにしよう!なんて思います。
で、写真撮影(笑)
(転んでもタダでは起きない華華でございます)
千住堂のお弟子さん達が
自分でお着物着られるようになってくれたら
嬉しいなーなんて、勝手に思っておりますが
ご希望のある方には、お教えする機会を作りますね。
日本人として、美しいものや心は守っていきたいですもの。
「鶴姫さまのしだれ桜」来年まで待っててね。
※桜の写真は何年か前に撮った「鶴姫さまのしだれ桜」です