巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
【『ありがたい』という事】
昨日はお弟子さんのお稽古日
そして、千住堂のご宝殿で、初めて、お弟子さんがお経巻をよむお手配を頂いた日となりました。お題目を一緒に読誦させて頂き、お稽古場のドアをそっと閉めました。
私にとって、お経巻読誦の時間は、ご神仏と自分と、向き合う大切な時間、きっとご宝殿に向かうお弟子さんも、それを感じてくれている事でしょう。
隣の部屋で、漏れ聞こえて来る、たどたどしくも、まっすぐな、経巻読誦の声を聞きながら
『ありがたい』とはこういう事を言うのだなあ。。。と、
尊い時間を過ごさせて頂きました。
師匠と呼んで頂き、
珊瑚ノ宮千住堂「巫女尼」を名のらせて頂いてから、そのお名を、ずっと後ろから、いきせききって、追いかけ続けている日々ですが、
ご神仏とお約束をしたお役目の、ひとかけら分、踏み出せた日となりました。
ゆっくりと、体調も回復して
心も落ち着きを取り戻しました。
さて、ありがたくも!
自分の処理能力限界ギリギリの色んな出来事が押し寄せ、こけては、起き上がる、毎日でございますが
これからも、ご神仏と、珊瑚ノ宮のお師匠様に教えをこいながら、ご先祖さまの道でもある『神仏習合』の道を、歩んで参ります。
お見守りくださいましたら幸いです。
▪️珊瑚ノ宮「千住堂」巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜『三十番神』番外編その2
✳︎五番の善神(31日の御守護の神さま)✴︎
1.『十羅刹女』さま
#十羅刹女 さまとは、十人の女性の鬼神さま
です。
「鬼神」...鬼が神様になる。びっくり致しますよね。でもこれは、とても尊い事なのです。鬼は人を、命の糧と致します。その鬼が悟り、人(修行する良き人)を守護する神になられるのです。並大抵の「悟り」では無いですよね。
十羅刹女さまは、「鬼子母神」の娘とも言われ、共に「お釈迦さま」に出逢われて、会心し、『法華教を修行するものを守護します』と、他の、五番の善神さまと共に誓われます。それが記されているのが『陀羅尼品』です。
十羅刹女さまのお名前を以下に、お伝えします。
✴︎藍婆(らんば、ランバー)本地は上行菩薩。
✴︎毘藍婆(びらんば、ヴィランバー)
本地は無辺行菩薩。
✴︎曲歯(こくし、クータ・ダンティー)
本地は浄行菩薩。
✴︎華歯(けし、プシュパ・ダンティー)
本地は安立行菩薩。
✴︎黒歯(こくし、マクタ・ダンティー)
本地は釈迦如来。
✴︎多髪(たはつ、ケーシニー)
本地は普賢菩薩。
✴︎無厭足(むえんぞく、ラークシャシャ・チャラー)本地は文殊師利菩薩。
✴︎持瓔珞(じようらく、マーラー・ダー
本地は観世音菩薩。
✴︎皇諦(こうだい、クンティー)
本地は弥勒菩薩。
✴︎奪一切衆生精気(だついっさいしゅじょうしょうげ、サルヴァ・サットヴァ・オージョーハーリー)本地は多宝如来。
※本地仏については、明日、またお話致しますね。
十羅刹女さま
私が、この2年間、毎日欠かさず、(意味も何もわからない頃から)『陀羅尼品』が大好きで、読誦させて頂いてきた意味が、ようやくわかりかけてきています。
法華教修行者の御守護、ありがとうございます。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、
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▪️珊瑚ノ宮 千住堂✳︎華華✳︎の話 神仏習合のお話〜『三十番神』番外編その1
✴︎五番の善神✴︎とは
昨日、日本の暦が、明治政府の政策により、太陰暦→太陽暦に変更になったお話をしましたが、(日本の暦が太陽暦になったのは、明治時代だったんですね。改めて、びっくり致しました。)そのために、
太陰暦では、大の月→30日 小の月→29日 だったのが、太陽暦では 31日の月があるために、『三十番神』に「三十一番の神様」が勧奨される事になりました。それが『五番の善神』さまです。
【『#五番の善神』さまとは】
・二聖(薬王(やくおう)菩薩さま、と勇 施(ゆうぜ)菩薩さま)
・二天(毘沙門(びしゃもん)天さま、と持国天(じこくてん)さま)
・十羅刹女(十人の大鬼人)
・鬼子母神さま
であらせられます。
また、『五番の善神』さまは
〜法華教『#陀羅尼品(だらにほん)第二十六』〜に登場します。
『陀羅尼品』は、法華経の行者(ぎょうじゃ)を守護すべき様を説いている、ご真言ですから、
『五番の善神』さまは、法華教の修行をする者を守ってくださるご神仏です。
私も、巫女尼として
『陀羅尼品』を毎日、読誦させて頂いておりますので、とてもありがたく
たくさんの御守護を、毎日頂いております。
『五番の善神』さま
毎日、御守護いただき、ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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🔹珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り🔹 神仏習合のお話〜その1の31『三十番神』
#五番の善神
(#法華教 守護の神さま)
✴︎三十番神✴︎の信仰は、国内の名ある神社三十体を勧請して日番に守護せしめた事に始まります。南北朝時代、その後の室町、江戸期を通じ現在に至るまで、広く民衆の信仰を集めてきました。
明治五年、太陽暦(たいようれき)が採用されると、従来の大陰暦(だいいんれき)を一年の季節に合わせた旧暦(一ヶ月は二十九日か三十日)には無かった三十一日が生じました。その結果、旧来の【三十番神】に空白日の日番役割を担う一神を加える必要から、【五番の善神(ごばんのぜんじん)】が、三十一日の日番として勧請される様になりました。
明治の時代は
大和国、日本として長く長く守られて来た
色んな伝統が、変換された時代だったのですね。『神仏集合』が廃せられるというその激動の中で、今の世まで「三十番神」を
守り、伝えてくださった先人に、感謝申し上げます。
「五番の善神」さまについては
また明日、お話致しますね。
五番の善神さま、31日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の30『三十番神』
#吉備大明神
(#吉備津神社)です。岡山県岡山市
【吉備大明神(きびだいみょうじん)】とは
吉備の国は、鍛冶産業や農耕も盛んな豊かな王国を形成していました。それに瀬戸内海の制海権を掌握していた強大国でした。その建国の始祖は【御友別命(みともわけのみこと)】であり、その子の【中津彦命(なかつひこのみこと)】でありました。
この王国をねらって、異国より(鬼のような) 温羅(うら)という悪者が来て、国を乱す事になりました。吉備の国は大和朝廷に鬼の対治を願い出ました。その時、大和朝廷から派遣されたのが武勇の誉れ高い第7代孝霊天皇の皇子、【吉備津彦命(きびつひこのみこと)】でした。『吉備津彦命』は吉備国を平定し再び平和な国となりました。
これが「桃太郎伝説」の原型になったといわれています。
桃太郎がイヌ、キジ、サルに分け与えた『キビダンゴ』は『吉備団子』だったのかしら。。。小さな頃、大好きで、父と二人、よく食べました。その由来が、吉備津彦命さまにあったのですね。そして、桃太郎が鬼から、奪い返した宝物の中には、『珊瑚』が描かれています。実際に、その時代、宝石として珍重され、海外の盗賊からも狙われていたのかもしれません。
✴︎珊瑚は日本の宝✴︎です。
『吉備津神社』には主祭神として『吉備津彦命』が祀られ、これに配して吉備国の始祖である『御友別命』と『中津彦命』が祀られ、また『吉備津彦命』の兄弟である孝霊天皇の皇子、皇女の六柱が祀られています。この主祭神の『吉備津彦命』と合計八柱の祭神は、吉備国の氏神神社に祀られて神体山の神様と合体し、総称して【吉備大明神(きびだいみょうじん)】と申し上げます。
吉備大明神さま、30日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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