巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記

2024-01-30 03:34:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の29『三十番神』

44454CB0-7A8C-479F-B470-05200D57545F.jpeg三十番神『29日』のご守護のかみさまは

#苗鹿大明神 

(#那波加神社 )です。滋賀県大津市

苗鹿大明神(のうかだいみょうじん)】とは

『那波加神社』の御祭神は【苗鹿大明神(のうかだいみょうじん)】です。『苗鹿大明神』は【天太玉命(あめのふとだまのみこと)】が老翁と化し、稲を背負った鹿に導かれて、この地に降臨した神様だと伝えられています。

『天太玉命』とは、天照大神が天の岩戸にお隠れになった時に、天照大神を再び高天原にお出まし頂く為に活躍なさった神様の一人です。

『#天太玉命』は、天香山(あめのかぐやま)へ行って、占いで告げられた通り、天香山の大榊(おおさかき)を取って来ました。その枝に沢山の勾玉(まがたま)をつけ、中枝には大きな鏡(八咫(やたの)鏡)を取り付け、下枝には白や赤や青等の色とりどりの美しい布を垂れ下げて岩戸の前に飾りました。そして御幣(ごへい)を立てて榊の前で礼拝しました。それから八百万(やおよろず)の神々が賑やかにはやし立て、鶏が鳴き立てる外の様子を不思議に思った天照大神は、天の岩戸を細めに開けてご覧になりました。その時、【天手力男神(あめのてじからおのかみ)】が岩戸を開いて『天照大神』の手を取り引き出し奉りました。その時、『天太玉命』はしめ縄を岩戸の前に引き渡されたので、『天照大神』は引き還ることができず、再び高天原に在りました。天地は再び太平の世となることが出来ました。

苗鹿大明神さまは

「天岩戸」で大切なお役目をはたされた神様なのですね。

苗鹿大明神さま、29日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話  #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室

#本地仏

2024-01-28 23:03:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の28『三十番神』

 

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三十番神『28日』のご守護のかみさまは

兵主大明神

(#兵主大社 )です。滋賀県中主町

#兵主大明神 とは、もともと中国の神様で、武神であり、武器を造る神様として中国古代から崇敬されていた神様です。武器は鉄で造られますので、採鉱や製鉄の技術を持った人々が中国から渡って来て、兵主神を祀り、それが、日本の国造りの【#八千矛神 (やちほこのかみ)】(=大国主神(おおくにぬしのかみ))と合体し、【兵主大明神(ひょうずだいみょうじん)】として広く崇められる様になりました。

「八千矛神」とは、「大国主神」の若い頃のお名前です。このお名前は、「八千もの武器を持つ、強い神様」の意があり。

出雲国が、八十神達の争いでとても混乱していた時代、武神として国を平定し、平和をもたらした神様です。

また、#古事記 には

『#神語 (かむがたり)』(4首の物語的問答歌)の主人公として、記されており

絶生の美女、#沼河比売 (ぬなかわひめ)に求婚し、正妻の#須勢理毘売命 (スセリビメ)さまとの嫉妬、攻防があったりと

「八千矛神」さまは、とにかく、情熱的な神様であらせられました。

このような、俗っぽい神話も親しみ易く、

日本の神話の良いところではないでしょうか。

兵主大明神さま、28日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

2024-01-28 13:23:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の27『三十番神』

 

三十番神『27日』のご守護のかみさまは

#三上大明神

(#御神神社 )です。滋賀県野洲町

三上大明神とは

三上山は、御上山(みかみやま)、三神山(みかみやま)、御影山(みかげやま)と称されている神体山です。山頂は竜王様と呼ばれて古来信仰をあつめています。この霊山に第七代孝霊天皇六年六月十八日に、祭神の【天之御影神(あめのみかげのかみ)】がご降臨になりました。『天之御影神』は、【天照大神(あまてらすおおみかみ)】の御孫の【天目一箇神(あめのまひとつのかみ)】とご同神だといいます。『天目一箇神』は、日の神である『天照大神』が天岩屋戸に隠(こも)られた時に、祭具としての刀剣や斧や鉄鐸(さなぎ)、飾り物を造る役をしたと伝えられています。したがってその製作に当たっては、浄い火、浄い水を豊富に使うところから、火徳・水徳を兼ね備えた霊威ある神様と崇められてきました。

霊山 #三上山 は、私にもご縁のあるお山です。数年前、『秀郷物語』という脚本を公演用に書きました。#平将門 を討伐したという#藤原秀郷 の「百足退治」の物語を

「謡」と 「舞」と 「芝居」で構成する

歴史が大好きな私らしい脚本だったのですが、その舞台が✳︎三上山✳︎でした。

〜みかみやまを、7巻半の大むかでー🎶〜

そんな謡の文句を書き、謡いました。

三上山は、こんなにありがたい霊山だったのですね。

私には、秀郷公に退治される大百足が、平将門公の比喩表現のように思えて、(もともと、友人だったという二人の関係も切なく)ラストのシーンの物語を史実とは違う物語に、書き替えました。

『大百足は龍神さまに許されて、生き返り、龍神さまに帰依して、天に昇る』

それぞれの立場があり、激しく闘った二人も、神様、仏様の御前では

等しい存在でいてくれたらいい、そんな願いを込めて

三上大明神さま、27日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね

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#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話  #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室

#本地仏

2024-01-27 05:13:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の26『三十番神』

 

45F937A2-36DD-4EC8-B2A7-7A1DA6CC1F4B.jpeg三十番神『26日』のご守護のかみさまは

建部大明神

(#建部大社 )です。滋賀県大津市

建部大明神とは


 【建部大社】の主祭神は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」です。相殿に【天照皇大神(てんしょうこうだいじん)】をお祀り、本殿の西に並ぶ権殿は【大己貴神((おおむなちのかみ)=大国主命(おおくにぬしのみこと))】をお祀りしています。この三神を総称して【建部大明神(たけべだいみょうじん)】と申し上げます。

 日本武尊(やまとたけるのみこと)の父君、第12代景行(けいこう)天皇の御代は2世紀前半で、大和朝廷の勢力が東西に大きく伸展していった時でした。西の熊襲(くまそ)を討ち、東の蝦夷(えみし)を征服して、いよいよ日本の統一がなされようとしていました。その大きな力になったのが『日本武尊(やまとたけるのみこと)』でした。

熊襲討伐を果たした、日本武尊は、敵方、熊襲の頭領からもその勇敢さを褒められるほどでした。九州の平定が終わると、東国を平定する命が、日本武尊に、くだりました。東国へ向かう途中、斎宮であり、巫女であられた「倭姫命(やまとひめのみこと)」より「剣」を授けられました。この剣が、日本の『三種の神器』の一つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。

この剣は数々の神話を残します。(またいつかお話しましょうね)

建部大明神さま、26日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

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#本地仏

2024-01-25 07:29:00

▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の24『三十番神』

 

3AE281E4-96F9-4800-A961-1278A468FF73.jpeg三十番神『24日』のご守護の神さまは

祇園大明神

(#八坂神社 )です。

祇園大明神とは

『八坂神社由緒略記』によれば、八坂神社の御祭神は、中御座に【#素戔嗚尊 (すさのおのみこと)】。東御座に【#櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)】。西御座に【八柱御子神(やはしらのみこがみ)】等十三座の神々様です。これらの神々様を総称して【祇園大明神(ぎおんだいみょうじん)】と申し上げます。

八坂神社さまは、京都三大祭りの『祇園祭』を祭礼とする、龍神さまもおわします、私も、大好きな神社さまです。(境内の中にある喫茶店も落ち着いて良いですよ)

素戔嗚尊さまと櫛稲田姫の命さまの「やまたの大蛇」のお話は、皆さま良く、ご存知の事と思います。珊瑚ノ宮でも、🌸大化の桜🌸という舞に、物語を載せて、ご奉納させて頂いています。

今日はスサノオノミコトさまの、もう一つのお話も、お話し致したく、思います。

皆さまは、スサノオのミコトさまが、日本で初めて歌を詠んだ、#歌人(歌神)であらせられる事をご存知ですか?

『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』

スサノオの命さまは、クシイナダヒメさまをヤマタの大蛇から守るため、出雲の佐草というところに、幾重にも重なる垣根(八重垣)を作って、クシイナダヒメさまをお隠しになりました。そして、無事、ヤマタのオロチを退治して、クシイナダヒメさまと結婚なさいました。スサノオノミコトさまは、嬉しくて、嬉しくて。『妻のために、幾重にも重なる(ヤマタのオロチから守った時のような)立派な垣根の家を用意しましょう! 』

と、前記のような 、決意表明の歌をお詠みになりました。

その後、スサノオのミコトさまは、佐草の地に宮をつくり、お二人はいつまでも、たいそう睦まじく、お暮らしになったそうです。✳︎#八重垣✳︎とは大切なものを守り抜く「砦」のように強く、信じられるものなのですね。

祇園大明神さま、24日の御守護

ありがとうございます。

※『#三十番神  』とは、#神仏習合  の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。

千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。

 

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