巫女尼✳︎華華✳︎の徒然日記
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の23『三十番神』
住吉大明神
(#住吉大社 )です。
住吉大明神とは
#伊邪那岐命 さまが、妻、#伊邪那美命 さまを、お迎えに、黄泉の国へ行かれて、志し敗れ、お帰りになられた時(このお話の詳細は、1月10日の三十番神の投稿に記載しています)お身体を清めようと、海で禊ぎをなさいました。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が海の底に沈んで濯(すす)ぎたまいし時「底筒男命(そこつつのおのみこと)」をお生みになりました。次に潮の中で濯ぎたまいし時「中筒男命(なかつつのおのみこと)」をお生みになりました。又潮の上に浮かんで濯ぎたまいし時「表筒男命(うわつつのおのみこと)」をお生みになりました。
この三神を総称して【住吉大明神】と尊称します。
また
【住吉大明神】は、神功皇后さまに
『吾が和魂(にぎみたま)をばよろしく大津の渟中倉(ぬなくら)の長峡(ながお)に居(ま)さしむべし。便(すなわ)ち因(よ)りて往来(ゆきかよ)う船を看護(みそなわ)さむ』
「私のミタマを、渟中倉(住吉大社の南端)
に祀りなさい。そうしたら、海を行き交う船を護りますよ」
とお告げになったそうです。
このようにして、大阪の地に、住吉大社さまが建立され、住吉吉大明神さまは、海の御守護の神さまとしても、あつく信仰されています。
住吉大明神さま、22日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の22
『三十番神』
三十番神 『22日』のご守護のかみさまは
稲荷大明神
(京都 #伏見稲荷大社 )です。
#稲荷大明神 (いなりだいみょうじん)とは
【伏見稲荷大社】の御祭神は【宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)(下社・中央社)】、【佐田彦大神(さだひこのおおかみ)(中社・北座)】・【大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)(上社・南座)】・【田中大神(たなかのおおかみ)(田中社・最北座)】・【四大神(しのおおかみ)(四大神社・最南座)】の五柱で、これを総称して【稲荷大明神(いなりだいみょうじん)】と称します。
『#山城風土記 (やましろふどき)』の中に
伏見稲荷の創建の物語が記されています。
秦(はた)氏の遠祖、秦公伊呂具(はたのきみいろぐ)は大変な富者でした。ある時、餅を的として矢を射ると、その餅が白鳥となって飛び翔(かけ)り、『三が峰(みつがみね)』の山上に止まり、そこに稲が生じました。不思議に思った伊呂具は、そこへ神社を建てて『伊奈利社(いなりしゃ)』と名付けました。
山城とは、今の京都の南部の地方をさします。「風土記」は今は現存しないそうですが、天皇の命よって、記録された、平安京遷都前の、京都の貴重な記録だったそうです。古の時代から、『食べ物への感謝』は
日本人の心に根づいていたんですね。
稲荷大明神さま、22日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
#本地仏
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️ 神仏習合のお話〜その1の21『三十番神』
三十番神 『21日』のご守護のかみさまは
八王子権現
(#日吉大社 八王子社)です。
八王子権現さまとは
牛頭天王の8人の眷属神(相光・魔王・俱魔良・徳達神・良侍・達尼漢・侍神相・宅相神のことです。八方の各方位を司るとされ、病気や災厄を免れるご利益をもたらすと信じられています。
そして
八王子権現さまは神仏分離・廃仏毀釈の時に廃され、牛頭天王と習合していたスサノオの命さまとアマテラス大神さまとの誓約で化生した五男三女神に変えられました。
正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命
天之菩卑能命・天津日子根命 ・活津日子根命・熊野久須毘命・多紀理毘売命・市寸島比売命・多岐都比売命 です。
国の令によって、神さまが変えられたのですね。歴史は不思議ですね。
八王子権現さま、21日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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#本地仏
▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り▪️神仏習合のお話〜その1の20『三十番神』
三十番神 『20日』のご守護のかみさまは
客人(まろうど)大明神
(#日吉大社 白山姫神)です。
“客人”(まろうど)とは、他から訪れてきた神様という意味です。
日吉大社の客人大明神は、菊理姫神(くくりひめ)さまです。菊理姫神さまは白山比咩神社のご祭神です。白山比咩神社さまから、日吉大社へお招きしたので、“客人”大明神なのですね。そしてこの、菊理姫神さまは、とてもミステリアスな神様です。
この女神さまに関しては、日本書紀、古事記にも登場致しません。『日本書紀の異伝』に一度だけ、伊邪那岐命、伊邪那美命の、泉平坂(黄泉の国とこちらの国の境界)での別れの場面で、伊邪那美命の伝言を、伊邪那岐命に伝える役目で...
ですから、あまり情報の無い神様なのですが、白山神社のご祭神として、とても人気のある女神さまです。
客人大明神さま、20日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
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今日は電車の人身事故に遭遇して、押上駅に1時間以上、足止めで、投稿がおそくなりました。いつも見てくださって、ありがとうございます。
#三十番神 #神仏習合 #珊瑚ノ宮 #千住堂 #神話 #古事記 #日本書紀 #遷都 #巫女 #巫女尼 #巫女舞教室
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▪️珊瑚ノ宮 千住堂 巫女尼✳︎華華✳︎の話語り■神仏習合のお話〜その1の19】『三十番神』
三十番神 『19日』のご守護のかみさまは
聖真子権現さま
(#日吉大社宇佐宮)です。
聖真子権現さまとは
【宇佐八幡大菩薩(うさはちまんだいぼさつ)】さまの事です。
ところで、皆さまは「権現」という称号について、ご存知でしょうか
「権現(ごんげん)」とは、権(かり)に神様となって現れたという意味なのです。
権現思想は平安時代の中頃、10世紀頃から出てきた「本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)」に基いています。つまり、日本の神様の本地(本当のお姿)は仏様であって、日本の人々を救済する為に権に神様となって現れてきたという考え方です。
例えば、
天照大神の本地は大日如来であり、
八幡神の本地は阿弥陀仏ないし観世音菩薩であるとしています。
こうして、種々の仏・菩薩の仏様が日本人の悩みを救うとして、いろいろなお姿で顕現され、皆様を守護します。
このお話
なんだかちょっと裏技っぽくて、興味をそそられませんか。どんな事をしてでも皆を、衆生を救おうとするお姿。
仏様のお話には、面白く、興味深く、親しみやすいお話が、満載なのです。
特に、お釈迦さまのお話は思い出すと笑ってしまうほど、楽しいお話ばかりです。
いつも人の隣に寄り添ってくださっているような暖かさと、「仏さまがみんなお口を閉じてるのは、牙が生えているから、お口を開けられないのよー」なんて恐ろしいお話まで...私は、ありがたくて、大好きです。
千住堂では、そんなお話をしながら
いつもお弟子さんと大笑いをしています。
本地仏についても、いつかお話いたしましょうね。
聖真子権現さま、19日の御守護
ありがとうございます。
※『#三十番神 』とは、#神仏習合 の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことです。
千住堂では、「#巫女舞」「#宮ノ舞」「#仏舞」教室、写仏、写経等で、ご神仏を学ぶ、「書の教室」を開いております。舞も書も性別、年齢を問いません。ご興味がありましたら、お問合せくださいね。
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